360°営業スマイル

 教科書って、よくできてるなぁ。
 内容の良し悪しの論議はよくあるけれど、「広告」が極力排除される努力をしている。

 広告が掲載されるメディアは、スポンサーの意向に反する記事を掲載できない。
 広告が入らないメディアは、著者らの意思を表現しやすい。
 書籍の内容そのものに消費者が対価を払う書籍は、この意味で信頼性が高いといえるが、なかでも、たとえ建前であっても、極力商業要素を排除した教科書という存在は良いなぁと。
 世の中、広告が多すぎる。
 最近、私は新聞やwebのポータルサイトを見ていて、吐き気のような感情を抱く。
 嘘だらけにもほどがあるだろうwwwww

 いやさ、「真実」なんてものは、人それぞれに形成されるものだから、記者が真実と思っているものが私にとって真実と捉えられることはレアかもしれない。
 でもさ、記者はぜってーそれが本当だと思って書いちゃいまいって記事がゴロゴロ。
 記事・記者という単語を使ったけど、特にニュースに限らず、あらゆる文章についてそう思う。
 必ずどこかの誰かに利益を引っ張ろうというひもが付いてる文章。
 分かりやすい商品広告なら可愛らしいもので、詐欺と思しきものもザラ。
 ニュースも偏りがあるわけだが、商業メディアのやることだから仕方ないと思いつつ、それにしてもひどい事も…。
 あらゆるメディアが、全力でユーザー騙しに全力をあげている。そんな印象。

 ユーザーが無料、もしくはごく安価に手に入れられる情報メディア…テレビ、ラジオ、情報サイト、新聞、雑誌、電車の中吊り広告。
 これらぜーんぶ、その情報を発信するために誰かが金を出してる。

 消費者が情報を求めて金を払ってる媒体(書籍、ビデオ、映画、ゲーム、CDなど)と真逆。
 Yahooニュースでニュースを見た気になっていても、結局のところスポンサーが見せたいニュースを読まされているだけという…。

 現代社会を生きていると、我々は有無を言わさず押し付けの情報にどっぷりと漬け込まれる。
 メディアの向こう側では、ユーザーに金を使わせようとあらゆるものが手招きしている。
 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。

 一体心休まるところはどこにある?
 そう思ったときに、教科書に思い至ったのだ。

 あぁ、この書籍は(内容に関する議論はあるものの)著者が読者に金を使わせようとはしてないんだなと思ったのだ。




【追記】
フリーの情報は、スポンサーのために書かれ
有料の情報は読者のために書かれる。
金を出す人間が誰かと考えれば当然の話だった。
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