大嘘にご注意! 贈与税、相続税を減税することで景気が浮揚するわけがない!

 はじめに与党議員の一部がこれを言い出したときは、あまりのトンデモ法案に実現するわけないと笑ってたんだが、恐ろしいことに現実味を帯びてきた。
 景気対策を謳っての贈与税減税は、大嘘もいいとこなので皆さんご注意を。


 説明しよう。

 例えば、相続税が100%だとしよう。
 つまり、資産の所有者が死亡した場合、全ての資産が没収されるということだ。
 資産所有者はどう行動するか?
 言わずもがな、死ぬまでに全部使おうとする。

 では、相続税が0%だったらどうか。
 目減りさせずに子供に資産を受け渡せるので、無駄遣いは控えますね。

 つまり、相続税が0%なら確実に消費は減り、景気は後退するし、税金による富の再配分も機能しないため、所得格差が広がります。

 どう見ても金持ちバンザイ主義です。


 え?
 今回の話は贈与税だって?
 おんなじ話だろうがよwww
 贈与税が相続税より減税されてるチャンスを生かして、資産全部移してしまえばいい話だよwww
 家を建てたら贈与税0円だって?
 数百億抱えてる金持ちが、安い家一軒建てるだけで相続税を免れるとかか?
 冗談も休み休み言えって話ですよ。


 ついでに言うと、今は資産デフレが進んでいます。
 つまり、モノに対するお金の価値が上昇しています。

 インフレの時は、お金の価値がどんどん減っていくので、買い物をして資産をモノに変換しないと損をします。
 逆にデフレのときは、なるべくお金を溜め込んでおかないと損をします。
 つまり、今の経済状況だと、もったいないのでお金を使いません。

 そこへ更に、贈与税減税なんていう「消費抑制政策」をぶち上げたら、余計にお金を使わなくなります。


 消費を刺激するっつーんなら、自民党が上げたくて上げたくてしょーがない消費税を減税で、相続税・贈与税をガンガン上げなきゃいけないのです。




ニュース原文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090328-00000080-jij-pol
贈与税減免、検討指示へ=「税率ゼロで景気良くなる」−麻生首相
3月28日18時7分配信 時事通信

 麻生太郎首相は28日夕、遊説先の高知市で記者団の質問に答え、31日に2009年度補正予算案の策定を指示することに関連して「(住宅購入など)ちゃんと消費したことが証明できるものに限って年度を区切って贈与税を安くする、まける、ゼロにする。検討させてもらう値打ちがある」と述べ、追加経済対策の一環として与謝野馨財務・金融・経済財政相に贈与税減免の検討を指示する考えを明らかにした。
 首相はこれに先立つ講演で、「今は68歳が相続を受ける人の平均年齢だから預貯金はどんどんたまる。家を建てる時、贈与税をただにしますといえば家を建てて景気が良くなる。そういう形で考えた方がいい」と強調。記者団に対しても「個人金融資産をそのまま置いておいたら景気には何ら関係しない。使ってもらった方がありがたい」と指摘した。 
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